住友林業2019年3月期　第3四半期決算を発表。今期も完工減少ながら業績は増収増益。

住友林業の2019年3月期第3四半期の決算が公表されました。

我らが住友林業の決算概要を抜粋して紹介します。

2019年3月期第3四半期実績

	18/3期 3Q金額	19/3期 3Q金額	前期差	前期比
売上高	8,565	9,070	+505	+5.9％
売上総利益	1,475	1,552	+76	+5.2％
販売費	1,240	1,310	+71	+5.7％
営業利益	236	241	+6	+2.4%
経常利益	276	265	△11	△4.1％
当期純利益	141	156	+15	+10.4％

（単位：億円）

業績のポイントとしては、

・米国住宅事業が伸張した一方で、国内の戸建注文住宅の販売が減少し、経常利益は減益。

・当期純利益は、投資有価証券の売却等もあり、前年同期差プラス。

とのことでした。

2019年3月期第3四半期実績
《セグメント別業績》

【売上高】

	18/3期 3Q金額	19/3期 3Q金額	前期差	前期比
木材建材事業	3,492	3,658	+166	+4.7％
住宅・建築事業	2,997	2,922	△76	△2.5％
海外住宅・不動産事業	2,072	2,466	+394	+19.0%
その他	265	296	+30	+11.4％
調整	△262	△271	△10	－
合計	8,565	9,070	+505	+5.9％

（単位：億円）

【経常利益】

	18/3期 3Q金額	19/3期 3Q金額	前期差	前期比
木材建材事業	66	62	△4	△5.8％
住宅・建築事業	84	36	△49	△57.7％
海外住宅・不動産事業	132	166	+34	+25.5％
その他	29	34	+5	+15.6％
調整	△36	△33	+3	－
合計	276	265	△11	△4.1％

（単位：億円）

セグメント別の業績のポイントとしては、

・木材建材：輸入商品などの販売好調により増収、製造事業のコスト上昇などにより減益。

・住宅・建築：ＺＥＨ補助金対象物件の着工遅れ、賃貸住宅の前期受注不足により販売減少。

・海外住宅：豪州分譲住宅販売の落込みを米国住宅事業の拡大で補い、増収増益。

・その他：新規バイオマス発電所の操業開始もあり、増収増益。

とのことでした。

なお、リフォームは「住宅・建築事業」に含まれています。

2019年3月期第3四半期実績
《住宅・建築事業受注販売実績》

【受注金額】

	18/3期 3Q金額	19/3期 3Q金額	前期差	前期比
(棟数) (単価：百万円)	(5,532) (33.6)	(6,159) (34.3)	(+627) (+0.7)	(+11.3％) －
戸建注文　金額	2,114	2,374	+260	+12.3％
賃貸住宅　金額	145	144	△1	△0.8％
その他請負　金額	17	26	+9	+51.7％

（単位：億円）

【販売金額】

	18/3期 3Q金額	19/3期 3Q金額	前期差	前期比
(棟数) (単価：百万円)	(4,837) (39.1)	(4,682) (39.3)	(△155) (+0.2)	(△3.2％) －
戸建注文　金額	1,893	1,840	△53	△2.8％
賃貸住宅　金額	108	98	△11	△9.9%
その他請負　金額	22	10	△12	△54.5％
戸建分譲　金額	84	73	△11	△12.7％
注文住宅用土地	39	34	△5	△12.1％
リノベーション	20	12	△9	△43.4％
その他	53	59	+6	+10.8％
合計	2,220	2,126	△94	△4.2％